【 年を取る事が楽しくなくなった 】
『出世』、『年功序列』、『退職金』、『年金』。
今の世の中から消えて行きそうな事ばかりだ。
昭和の時代が良かったと言うのは年寄りの証拠?
若い人達からすると古臭い事かも知れないが、
これらの事が機能していたので、
日本と言う国は比較的に幸せな国だった。
年を取るのもいいもんだなぁ~って。
しかし、日本の良さが海外の圧力によって失われたのだ。
人間とは、科学が進歩しても、
ライフスタイルが変化しても、
基本はたいして変わらないのではないか?
男が居て、女が居て。
女性だけが子供を産めて。
やはりいつの時代でも、
男と女が出会い、共に生き、
次の世代を産み育て、
子供の成長と共に自身も成長し、
孫と遊び、
家族に看取られて最後を迎える。
意外と人間の幸福感と言うものは単純なのかも知れない。
絵に描いた様な人生の様であっも、
実は人間に備わった心身の機能なのではないでしょうか。
全ての人に言える事ではないのでしょうが、
このサイクルが狂うと、
どんなに世の中が進化しても
幸せを感じられなくなるのではないか。
そのサイクルが狂って来ているので
年を取る事が楽しくなくなっているのではと思うのです。
我々だけの責任とは言い難いですが、
今の中高年以上の人々が、
若者に対して
年を取るのっていいなぁと思わせてあげられない事に
歯がゆさを感じます。
そして今は、中高年以降の我々も
年を取るのっていいなぁと思えない
地獄の時代が到来してしまった訳です。
さぁ、どうして行くべきでしょうか?
年は取りたくないねぇ~。