【 働かなくても良い時代 ② 】
先月『イオン』へ行った時、週末にも関わらず、
お客さんが少なかった。
その中でも買い物した商品を持って歩いている人も
ほとんど居なく、たまに商品を手に持って歩いている人を
見ると『ユニクロ』の袋を持って歩いていましたね。
なぜ『ユニクロ』なのかと考えてみたら、
選択肢として『イオンの中で一番安く衣類を購入出来る
お店』だと言う事だと思います。
アパレル専門店は、商品を見ているお客さんがチラホラと
居るだけで、購入にはつながっていない。
平日だと売り上げが全く無い日もあるかも
知れないですね。
イオンだけにとどまらず、どこも商品が溢れ返り、
とにかく物が売れない時代です。
今必要な物は?と、自問自答しても
『食べ物』位ですから。
物を大量に作り、売れずに処分し、
また新しい物を作って売る。
本来であれば無駄。必要がないのですから。
1つの商品が出来上がるまでに、
どれだけの人々が携わる事になるでしょう。
企業経営、労働者の賃金、雇用を全く抜きで考えて、
今の時代、人々が生きて行く上で働かない人が増えても、
そんなに困らないと思います。
『現状の生産の9割は必要無い。』と、言う人も居る。
現状の経済システムをいつまで続けるのか。
いつまで続けられるのか。
それとも近い将来、
現状の資本主義経済が行き詰まるのか。
今は時代の大転換期に入っている事は
間違いないでしょう。
働かなくて良い時代になって来ているにも関わらず、
『65歳、いやいや70歳まで働いてください。』
『少ない仕事を取り合いしてください。』
国はいつまでそんな事を言っているのですかね。
国民はボロ雑巾か。
これからは、人々が働けなくなった時の新しい社会の
システムづくりを国が行わなければならない時でも
あると思います。
人々が労働から解放される日が早くやって来る事を
願うばかりです。