【 派遣という名の禁断の果実 】
企業は派遣という名の禁断の果実を手に入れてしまった。
あまりにも美味し過ぎて、
最高に美味いその果実以外を食べることはできなくなった。
今まで食べていた健康な食べ物は、
もう食べられないと捨てられていった。
しばらくすると企業はぶくぶくと太り出し、
体を病み、
大量の薬でも健康を維持できなくなった。
その果実には世の中を腐らせる毒が入っていることに、
企業は気づかなかった。
禁断の果実を食べることを進めた国も企業とともに体を病み始めた。
最後は国も企業も自分の首を絞めていった。